映画「エクスペンタブルズ」

あらすじ

映画「エクスペンタブルズ」は、シルヴェスター・スタローンが監督を務めた作品です。監督のスタローンを始め、ジェイソン・ステイサムやジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーなどアメリカを代表するアクション映画スターたちが大集合したことで話題を呼びました。自らを「エクスペンタブルズ=消耗品」と名乗る傭兵部隊部隊が、高額なギャラと引き換えに危険な任務をこなして行くというストーリーとなっています。

バーニー・ロス率いる「エクスペンタブルズ」は、自らを消耗品と名乗る傭兵部隊で、ギャラは高いが仕事は確実なことでその世界では有名でした。ある日、エクスペンタブルズの元にソマリア沖で起きた海賊によるシージャック解決の仕事が舞い込みます。彼らは身代金を用いた交渉を行いますが、メンバーの一人であるガンナー・ヤンセンが暴走してしまい、激しい銃撃戦を展開するはめに。海賊の殲滅には成功しますが、ヤンセンが薬物依存症に陥っていたことが分かり、ロスは彼をチームから追放することを決めます。数日後、チームのマネージャーであるツールから仕事の依頼を伝えられたロスは、チャーチという謎の男に呼び出されます。チャーチはエクスペンタブルズに南アメリカの小国「ヴィレーナ」の独裁者・ガルザ将軍を排除してほしいと依頼します。あまりに危険な任務だったため、ロスはメンバーの一人・リーと共に偵察に行くことを決めます。しかし現地で出会ったのは意外な人物で・・・。

登場人物

バーニー・ロス

「エクスペンタブルズ」のリーダー。得意技は銃の早撃ちです。戦闘のエキスパートで、銃器など火器の扱いから格闘や航空機などの乗り物の操縦まで何でもこなします。バイクと防弾性抜群のピックアップ・トラックを愛車としています。メンバーからは「ジャングル好き」と言われています。

リー・クリスマス

「エクスペンタブルズ」の中では一番若いメンバーです。元SASの隊員であり、ナイフ術が得意です。愛用ナイフはクナイ型の両刃投げナイフです。自身の頭髪が薄いことを他のメンバーにからかわれることが多いです。

イン・ヤン

「エクスペンタブルズ」のメンバーの一人で、少林拳などのマーシャルアーツを得意としています。身長が低いことを他のメンバーによくネタにされます。必要のない殺しや暴力は嫌いで、ことあるごとにギャラアップをロスにせがんでいます。

ガンナー・ヤンセン

「エクスペンタブルズ」のメンバーの一人でしたが、戦闘のストレスで薬物依存症に陥ってしまいチームから放逐されました。得意技は射撃と空手で、戦闘中はグレネードランチャーなどの重火器を好んで使っています。チームから放逐された後は、チームの標的であるガルザ将軍側に付き、エクスペンタブルズと対立しますが、その後和解して薬物依存症を克服し、チームに復帰しました。

トール・ロード

「エクスペンタブルズ」のメンバーの一人です。チームのムードメーカー的な存在で、武器のスペシャリストでもあります。フルオートマチックショットガンを愛用していて、ナイフの代わりに剃刀を常に携帯しています。

ツール

「エクスペンタブルズ」のマネージャーでタトゥーショップ&バーの経営者でもあります。ロスとは古くからの戦友であり、チームの元メンバーでもあります。ナイフ投げが得意で、現役を退いた今でもリーと同じ位の技術を保持しています。女性にモテるのですが、付き合っては直ぐに破局することを繰り返しています。

サンドラ

ヴィレーナの独裁者・ガルザ将軍の娘です。独裁国家となってしまったヴィレーナの平和を取り戻すため、チームに協力し、偵察に来たロスたちの案内役をかってでました。絵を描くのが趣味でロスに自作の絵をプレゼントします。彼女の絵が後にロスにとってのキーアイテムとなります。

ジェームズ・モンロー

元CIA局員でCIAが絡むヴィレーナの麻薬利権の独占を企み、ガルザ将軍らと結託して国の独裁と麻薬栽培の促進を進めています。ヴィレーナ国民の命を全く重要視しておらず、国民の処刑などにも全く躊躇しません。

ガルザ将軍

ヴィレーナの軍事独裁者。過去にモンローと共にクーデターを起こして島の全権を手に入れた男です。逮捕者の処刑に躊躇したり、娘であるサンドラを遠ざけることで命を救おうとするなど、モンローと違って非情になりきれない所のある人物です。サンドラと同じく絵を描くのが趣味。終盤、サンドラに手をかけようとしたモンロー達との決別を決意しますが、直後にモンローに射殺されました。

キャスト

  • バーニー・ロス・・・シルヴェスター・スタローン
  • リー・クリスマス・・・ジェイソン・ステイサム
  • イン・ヤン・・・ジェット・リー
  • ガンナー・ヤンセン・・・ドルフ・ラングレン
  • トール・ロード・・・ランディ・クートゥア
  • ヘイル・シーザー・・・テリー・クルーズ
  • ツール・・・ミッキー・ローク
  • サンドラ・・・ジゼル・イティエ
  • ジェームズ・モンロー・・・エリック・ロバーツ
  • ガルザ将軍・・・デイヴィッド・ザヤス
  • ダン・ペイン・・・ステーブ・オースティン
  • ザ・ブリット・・・ゲイリー・ダニエルズ
  • ガルザ将軍の部下1・・・アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
  • ガルザ将軍の部下2・・・アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
  • レーシー・・・カリスマ・カーペンター
  • チャーチ・・・ブルース・ウィリス
  • トレンチ・・・アーノルド・シュワルツェネッガー

スタッフ

  • 監督・脚本・・・シルヴェスター・スタローン
  • 共同脚本・・・デイヴ・キャラハム
  • 製作総指揮・・・ダニー・ディムボード、ドレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン
  • 製作・・・アヴィ・ラーナー、ジョン・トンプソン、ケビン・キング
  • 音楽・・・ブライアン・タイラー
  • 撮影・・・ジェフリー・L・キンボール
  • 衣装・・・リズ・ウルフ
  • 編集・・・ケン・ブラックウェル、ポール・ハーブ
  • 美術・・・フランコ・ジャコモ・カルボーネ

感想

アクション映画好きなら誰もが観たかった豪華俳優陣の共演が見られる映画です。このキャスティングだけでも好きな人には堪らないと思いますが、映画の内容自体も、監督であるスタローンの熱い思いが伝わってくるような良い出来となっていました。これぞ王道アクション映画といえるような、悪く言えば何度も見たことがある様な場面が多いのですが、それすらも楽しめるくらいのエンターテイメント性があります。スタローンの「ジャングルネタ」や、ジェンソン・ステイサムの「ハゲネタ」、ジェット・リーの「チビネタ」など、自虐的なネタも多くお腹を抱えて笑う場面もあります。そして何よりも肉体派の彼らが繰り広げるアクションがカッコいいのです。シュワちゃんとスタローンとブルースが並んでるところを見るだけで、もうすでに大喜びですが、やはりスターと言われるだけあってアクションが大迫力です。ストーリーは薄っぺらく、アクション俳優が沢山集まってドンパチしているだけの映画ですが、それでも面白いのは出演者たちの道具やCGに頼らない生身のアクションのおかげだと思います。アクション好きには必見の映画です。